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関節リウマチになりやすい関節の場所

関節リウマチは、全身の関節に炎症を起こす病気ですが、炎症が起こりやすい場所や、病気が広がる順番にはっきりとしたパターンがあります。このパターンを知ることは、病気の初期サインを見逃さないために非常に重要です。

最初に症状が出やすい「末梢の関節」

関節リウマチの炎症は、体の中心から離れた「末梢の関節」から始まることがほとんどです。つまり、手や足の小さな関節です。

また、病気の広がり方として「対称性」、つまり体の左右両方の同じ関節に症状が出やすいのも大きな特徴です。ただし、病気の初期には、片側だけが痛むように感じられることもあります。

手の関節:初期サインの多くが現れる場所

関節リウマチの初期のサインは、多くの場合、手に現れます

  1. 指の付け根の関節(MCP関節): 手のひらと指をつなぐ、いちばん大きな付け根の関節です。ここが腫れて痛むのは、関節リウマチにとてもよくある症状です。
  2. 指の第2関節(PIP関節): 指の付け根と指先の間の関節です。ここもMCP関節と並んで、早い段階から影響を受けます。
  3. 手首の関節: 手首(手関節)も、病気の早い時期から炎症が起こりやすい場所です。手首の炎症がひどくなると、手の神経を圧迫して手根管症候群(手のしびれや痛み)を引き起こすこともあります。

専門医が診察する際、手のMCP関節などを両側から軽く握って痛みを調べる「スクイーズ圧痛」は、関節リウマチに特徴的な所見とされています。

足の関節:見逃されやすい重要なサイン

足の関節への影響は、靴を履いていることもあり、患者さん自身や医師にも見逃されやすい場所ですが、炎症は頻繁に起こっています。

  • 足指の付け根の関節(MTP関節): 手のMCP関節と同じように、足の指の付け根に炎症が起こります。足の指の付け根が痛むと、歩く際に足の裏の骨に大きな負担がかかり、歩き方を変えたり、足の裏に硬いタコ(胼胝)ができやすくなります。
  • 炎症による破壊が進むと、足の指が外側(小指側)に曲がったり、指の付け根の骨が足の裏側に飛び出すような変形(コックアップ変形など)が生じる可能性があります。足の痛みは、歩く能力を制限するため、非常に重要です。

他の関節への広がりと注意点

比較的遅れて侵される関節

炎症がコントロールされない状態が続くと、膝、肘、肩といった体の中心部に近い大きな関節にも炎症が広がる可能性があります。

  • 膝関節: 関節リウマチでよく症状がでる関節の一つで、膝の裏に水がたまって袋状の塊(ベーカー嚢胞)ができることもあります。
  • 股関節・肩関節: 関節リウマチが股関節へ影響を与えることは決して多くはありません。重度で長期間に関節リウマチが続いた際にでることがありません。肩関節も頻度は決して多くはありませんが、「リウマチ性多発筋痛症(関節リウマチによく似た病気)」やご高齢な方の関節リウマチにて症状が出やすい傾向があります。

首の骨(頸椎)への影響

長期間、重症の関節リウマチが続いた場合、首の骨(頸椎)の関節に炎症が起こり、骨がずれてしまう「亜脱臼(環軸椎亜脱臼)」を起こすことがまれにあります。これは、手足のしびれや麻痺など、神経に重大な影響を与える可能性があるため、注意深く管理・場合により手術を行う必要があります。首がぐらつく、などの症状がありましたらすぐにご相談ください。頚部レントゲン検査で病気の有無を確認しましょう。

首の骨以外の腰の骨や胸の関節に症状が出ることは、関節リウマチでは稀です。

別の病気と区別するポイント

関節リウマチに似た病気として以下があります。

ただし、病気の区別は膠原病専門の医師でも難しいため、まずは気軽にクリニックを受診してご相談ください!
当院ではリウマチ専門医と指導医の資格を持った医師が治療にあたります。千葉で関節リウマチが気になった方は、是非「こあら内科クリニック」にご相談下さい!

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